衣紋が抜けない！原因は着付技術ではなく寸法かも
みなさんこんにちは！
きもの大好きリントキモノです(^^)
衣紋が綺麗に抜けない！
は着付のお悩みトップ3に
入るのではないでしょうか。
衣紋を綺麗に抜くために
何度も着付を練習したり
ポイントレッスンに
お金をかけて通う方もいますよね。
でも、そのお悩み、
もしかするとあなたの着付が
未熟なことが原因では
ないかもしれません。
今回は、
衣紋が抜けない原因は
着付技術ではなく寸法かも
というお話をしていきます。
あなたは、着物の仕立ての時に
繰り越しの寸法を指定していますか？
衣紋が抜けない原因は、
この繰り越しが
あまりとられていないことに
あるかもしれません。
繰り越しとは何かというと、
仕立ての時に
後ろの衿をどの位置に着けるかを
決めるための長さです。
こう言われても
いまいちわかりづらいですかね笑
例えば舞妓さんは、
衣紋をがっつり抜いて
着ていますよね。
あれは着付の技術だけで
あんなに衣紋を抜いて
綺麗に着ているのではないのです。
舞妓さんの着物は、
元々仕立ての時から
衣紋をたっぷり抜けるように
仕立てられているのです。
衿の後ろの部分がすごく後ろ
（むしろ下と言うべきでしょうか）に
付くようになっているんですね。
衣紋をあそこまで抜くようには
仕立てていない着物で
舞妓さんのように衣紋を抜こうとしても
うまく着ることは難しいです。
実は、
この事実を知らない着付けの先生に
着付を教わってしまい、
いつまでたっても綺麗に着れるように
ならなかったという方がいます。
その方はお祖母さまから
譲り受けた着物で
着付教室に通って
ずっと練習をしていましたが、
きれいに着れるようにならず、
自分は着付が下手なんだ、
不器用なんだと思っていたそうです。
その着付の先生からは
もっと衣紋を抜いて
後ろを引っ張って着てください
といつも言われていたそう。
それがある時、
自分用に新品の着物を仕立てて、
その着物を着てみたところ、
一発で衣紋が綺麗に抜けたそうです。
おばあちゃん世代の着物は、
衣紋を抜いて着る人が少なかったため、
衣紋を抜くように
仕立てられていないことがあります。
新品で仕立てた着物は、
その方は繰り越しの
指定はしていなかったけれど、
たまたま衣紋が抜けるように
仕立てられてきた
ということなんですね。
このように、
あなたが持っている
衣紋が抜けないという悩みは、
着付が原因ではないかもしれません。
それを知らずに練習をし続けても、
時間もお金も無駄にすることに
なってしまうのです！
衣紋が抜けるように仕立てたうえで
衣紋を綺麗に抜く着方を
練習すべきと知っていれば
時間やお金を無駄にすることは
なくなります。
そしてより簡単に、早く、
余計なお金もかからずに
着物を綺麗に着ることができるのです！
綺麗に着ることができれば
自信もついて
毎日がより楽しくなります。
知識を味方につけて
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