着物屋さんが怖い！その原因と対処法
みなさんこんにちは！
きもの大好きリントキモノです(^^)
着物好きの方から、
「着物屋さんが怖い」
「お店に入る勇気が出ない」
という声をよく聞きます。
私も初心者の頃は確かに怖かったです。
着物が好きで新しい着物がほしかったり、
色々な着物が見たいから
お店に行きたいのに、
そこへ行くのが怖くては
着物を楽しめないですよね？
今回は、
そもそもなぜ着物屋さんが怖いのか？
どうすれば怖くなくなるのか？
についてお話をしていきます。
着物屋さんが怖い理由で
よく聞くのは、
「高い着物を押し売りされそう」
「断っても店員に取り囲まれて
買うまで帰れない空気になった」
「わからないことだらけで、騙されそう」
という内容です。
もちろん
そんなことはない
良心的なお店もありますが、
確かにこういう厄介なお店が
未だに少なくないのも
呉服業界の現状です。
この理由の場合、
要は着物屋さんにいる店員さんが
怖いんですね。
では「店員さんが怖い」と
あなたが感じてしまう
原因は何でしょうか？
それは、
「知識がない」ことです。
よくわからないものを
売り込まれるから、
本当にその値段に見合うだけの
価値がある着物なのか
見当がつかない。
断る理由も見つけられない。
だから怖いのです。
そもそも店員さんが言っていることの
半分も理解できず、
着物ってそういうもの、
この値段はむしろお買い得、
一つ持っておくべき！
と丸め込まれてしまうんですね。
よく知っているもの、
大体の相場がわかるものであれば
どんなにおススメされても
怖くないはずです。
例えば、
キュウリが一本1,000円で
売られていたとします。
高すぎて誰も買わないですよね。
それは、
キュウリがいつでも
スーパーで売っていて、
大体の値段が想像がつくからです。
料理を全くせず
スーパーに買い物に行かない人でも、
さすがに一本1,000円はしないだろう
ということは見当がつきますよね。
それは、
食卓でキュウリが普通に出てきたり、
外食でキュウリの漬物が
そんなに高くなかったりと、
キュウリを自分で買うことがなくても、
今までの人生で
身近な野菜であったからです。
なので、たとえ試食の売り子さんが
どんなにやり手でも、
キュウリを一本1,000円では買わないし、
売り子さんが怖くもないわけですね。
ところが、
フルーツの王様ドリアンが
一玉15,000円で売られていたら
どうですか？
価格が高いのか妥当なのか、
よくわからないですよね。
そこへ売り子さんが、
「ドリアンはご存じの通り
フルーツの王様で、
一玉丸ごとの新鮮な状態で
手に入れられることは稀。
一度は食べておいたほうがいい。
この機会を逃したら、
もうこの新鮮なものをこの値段で
食べるチャンスはないかもしれない。
一玉だと食べきれないなら、
今なら100ｇ1,000円にします！」
とゴリ押ししてくるわけです。
買うかも、と思う方は
キュウリの時より
多いんじゃないでしょうか。
ドリアンは通常、
一玉1.5～2㎏6,000円程度が相場です。
ということは、
100ｇ300円～400円ですね。
しかもネットで簡単に
買うことができます。
知っていれば、
買わないと判断できますね。
また、売り込みを断る理由も
簡単に見つかります。
相場より高い。
一玉丸ごとの状態で買えるのも
珍しいことではない。
などが断りやすい理由になります。
このように、
ある程度の相場感や知識があれば、
押し売りされる、
買わないと帰れない、
騙される・・・
と怖がることはなくなります。
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