気づかないうちに4倍も高い値段で着物を買っている
みなさんこんにちは!
きもの大好きリントキモノです(^^)
あなたが40万で買った着物が、
別の場所では10万円で
買えたとしたら。
考えるだけで怖いですが、
実は日常的に起きていることです。
今回は、
着物の値段に4倍もの価格差が
生まれる理由について
お話ししていきます。
なぜ、4倍もの価格差が生まれるのか?
それを理解するには、
まずは流通の過程で着物の原価に
上乗せされているマージンについて
知っておく必要があります。
着物の流通の仕組みは、
元々以下の流れになっています。
メーカー
↓
産地問屋
↓
前売問屋
↓
地方問屋
↓
小売り店
↓
消費者
メーカーは、
抱えている職人に指示をして反物を作り、
産地問屋に反物を卸します。
産地問屋は、
その産地で生産された反物を集め、
前売り問屋に卸します。
前売問屋は、
一旦大きな都市に反物を
集める役割を担っています。
京都、東京、名古屋が代表的です。
地方問屋は、
高崎、福島、豊橋などの
地方都市にあるため
地方の小売店はわざわざ大きな都市まで
出て行かなくても、
地方問屋に集まる全国の反物を
仕入れることができます。
これは江戸時代に
人口が爆発的に増えて
消費文化になった頃に
できあがったシステムです。
着物はこの40年で
市場が7分の1にまで縮小しており、
昔のように売れなくなったため
産地問屋と地方問屋はほとんど消滅し、
現在では
メーカー
↓
前売問屋
↓
小売店
↓
消費者
の場合が多いです。
先ほど例で挙げた、
ほとんど潰れてしまいました。
この流通の仕組みでどのように
マージンが上乗せされて着物の値段が
変わっていくかを表してみます。
わかりやすく
「メーカーから反物を1万円で売る」と
仮定した場合の一例では、
メーカー
↓(1万円)
都市問屋
↓(2万円)
小売店
↓(3~12万円)
消費者
となります。
なんと、小売店で売られる価格には
同じ値段の反物でも4倍の差が
生まれているのです。
ひどいとそれ以上に
なっていることもあります。
私たち消費者は、
最終的に3万円で購入することができれば
良心的な価格で
手に入れたことになりますが、
12万円で購入したとすれば
着物屋さんにまんまとカモにされています。
このように、
気づかないうちに必要以上に高い値段で
買ってしまうことは
誰にでも起こり得ます。
それを防ぐには、
まずは自分は損をしていると
気づくことが必要です。
基本的な知識を身につければ、
損をしていることに気づくことは
誰にでも簡単です!
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