リントキモノの週末着物のすゝめ

週末着物愛好家/ただの着物好き/丸の内OL 2019.1〜週末着物のすゝめプロジェクト始めました。 賢い消費者になり呉服屋さんと対等に会話できるようになって着物ライフをもっと楽しもう! LINE@で凛と賢い着物好きになるための情報発信中!

気づかないうちに4倍も高い値段で着物を買っている

みなさんこんにちは!

きもの大好きリントキモノです(^^)

 

 

 

 


あなたが40万で買った着物が、

別の場所では10万円で

買えたとしたら。

 

 

 

 


考えるだけで怖いですが、

実は日常的に起きていることです。

 

 

 

 


今回は、

着物の値段に4倍もの価格差が

生まれる理由について

お話ししていきます。

 

 

 

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なぜ、4倍もの価格差が生まれるのか?

 

 

 

 


それを理解するには、

まずは流通の過程で着物の原価に

上乗せされているマージンについて

知っておく必要があります。

 

 

 

 


着物の流通の仕組みは、

元々以下の流れになっています。

 

 

 

 


メーカー

産地問屋

前売問屋

地方問屋

小売り店

消費者

 

 

 

 


メーカーは、

抱えている職人に指示をして反物を作り、

産地問屋に反物を卸します。

 

 

 

 


産地問屋は、

その産地で生産された反物を集め、

前売り問屋に卸します。

 

 

 

 


西陣十日町、沖縄、米沢が代表的です。

 

 

 

 


前売問屋は、

一旦大きな都市に反物を

集める役割を担っています。

 

 

 

 


京都、東京、名古屋が代表的です。

 

 

 

 


地方問屋は、

高崎、福島、豊橋などの

地方都市にあるため

 

 

 

 


地方の小売店はわざわざ大きな都市まで

出て行かなくても、

地方問屋に集まる全国の反物を

仕入れることができます。

 

 

 

 


これは江戸時代に

人口が爆発的に増えて

消費文化になった頃に

できあがったシステムです。

 

 

 

 


着物はこの40年で

市場が7分の1にまで縮小しており、

昔のように売れなくなったため

産地問屋と地方問屋はほとんど消滅し、

 

 

 

 


現在では

 

 

 

 


メーカー

前売問屋

売店

消費者

 

 

 

の場合が多いです。

 

 

 

 


先ほど例で挙げた、

西陣十日町、沖縄、米沢以外は

ほとんど潰れてしまいました。

 

 

 

 


この流通の仕組みでどのように

マージンが上乗せされて着物の値段が

変わっていくかを表してみます。

 

 

 

 


わかりやすく

「メーカーから反物を1万円で売る」と

仮定した場合の一例では、

 

 

 

 


メーカー

↓(1万円)

都市問屋

↓(2万円)

売店

↓(3~12万円)

消費者

 

 

 

となります。

 

 

 

 


なんと、小売店で売られる価格には

同じ値段の反物でも4倍の差が

生まれているのです。

 

 

 

 


ひどいとそれ以上に

なっていることもあります。

 

 

 

 


私たち消費者は、

最終的に3万円で購入することができれば

良心的な価格で

手に入れたことになりますが、

 

 

 

 


12万円で購入したとすれば

着物屋さんにまんまとカモにされています。

 

 

 

 


このように、

気づかないうちに必要以上に高い値段で

買ってしまうことは

誰にでも起こり得ます。

 

 

 

 


それを防ぐには、

まずは自分は損をしていると

気づくことが必要です。

 

 

 

 


基本的な知識を身につければ、

損をしていることに気づくことは

誰にでも簡単です!

 

 

 

 


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