同じ着物でもどこで買うかで値段が変わる！
みなさんこんにちは！
きもの大好きリントキモノです(^^)
同じ着物（反物）なのに、
値段が4倍も違う・・・
これは呉服業界では
普通に起こり得ることです。
そして、多くの方が
4倍高い値段で購入しています。
今回は、
同じ着物でもどこで買うかで
値段が変わってしまう
というお話をしていきます。
ずばり、
着物は展示会で買うのが
一番高いです。
着物屋さんが催している展示会に行って、
いつもそこで着物を購入している
という方もいるのではないでしょうか。
それは金額的には
一番損をしている買い方になります。
展示会には、
一度にたくさんの商品を見れる
というメリットもあるのですが、
一方で
値段は高くなってしまう
というデメリットがあります。
値段が高くなる理由を詳しく説明すると
長くなってしまうので
ここでは省略しますが、
（別の動画で解説しています）
一番簡単な理由を1つ挙げると
「多額の経費がかかること」
が挙げられます。
展示会では、
・広告や案内状
・大きな会場を借りる
・会場に畳やブースを設置する設営費
・商品を運搬する
・店員たちの交通費や昼食代等の補助
・受付等の運営にかかる費用
・お客様への来場特典やお土産代
などに余分にお金がかかります。
それらの余分にかかった経費は
全て商品の代金に上乗せされるのです。
来場特典で豪華なお土産を
出している着物屋さんを
よく見かけますよね。
私はレース羽織、バック、絹の反物
などをお土産として
もらったことがあります。
これは何も買わずに帰った人ももらえる
来場者特典なので、
その分の経費は商品を買った人が払った
お金から捻出されていることになります。
自分が買った着物に、
何も買わずに帰った人のお土産のために
かかった経費が上乗せされている
ということになるんですね。
展示会で着物の値段が高くなる理由は
他にもいくつかあるのですが、
こんなやり方をしているのだから
展示会では値段が高くなってしまうのは
当たり前です。
これを知らないままだと
着物屋さんにずっと展示会に呼ばれ、
毎回展示会で購入することになり、
損失額がどんどん大きくなっていきます。
でも、
売っている側の販売方法を理解すれば
着物を高値掴みさせられる可能性は
かなり抑えることができるのです。
このように、
ある程度の業界事情や着物の知識を
知っておけば、
必要以上のお金を払って
損をすることはなくなります。
逆に知識を身に着けないままでいると
ずっと着物屋さんにとって
都合のいいお客さんでいることに
なるでしょう。
着物屋のカモにされていることに
早く気づき知識を身に着けた人が、
今後の損失額を
最小限に抑えることができます。
知識を味方につけて
着物をもっと楽しみましょう！
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